さ夏野菜の代表であるズッキーニですが、ベランダで育ててみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
素焼きにするもよし、煮込むもよしのズッキーニが手軽に手に入ったら嬉しいですよね。
信州でズッキーニを育てたことがある私が、プランターでズッキーニを育てられるか考察していきます。
ズッキーニはどれぐらい大きくなる?
ズッキーニはツルなしカボチャとも呼ばれています。
ツルなしカボチャなので普通のカボチャほど場所は取りませんが、それでも苗は大きく成長します。
葉の大きさは小玉スイカが軽く隠れるぐらいの大きさになります。
高さも露地で作ると、1mぐらいにはなるのではないかというぐらい大きくなります。(大きさを正確に測ったことはないのであしからず・・・)
大きくなるので支柱をしないと倒れてしまうぐらいです。
なのでプランターで栽培するとしたら、かなり大きめのプランターを用意しないといけないと思われます。
畝幅は90cmぐらいを目安にしなくてはいけないことを考えると、家庭菜園専用のプランターの購入をおすすめします。
栽培するときは2株以上がおすすめ
ズッキーニは大きくなることを考えると1株だけ植えようと考えがちですが、2株以上をおすすめします。
なぜなら、カボチャの仲間なので受粉が必要になるからです。
私が以前育てたときは緑、黄色とそれぞれ1株ずつ植えましたが、黄色の雌花ばかりが先に咲いてしまいました。そうすると実は大きくならないまま苗が育っていってしまいます。
このときは、後から緑の雄花も咲くようになったため、無事受粉してズッキーニを収穫することができました。
このように、雄花と雌花の咲くタイミングにラグが出ることもあるため注意が必要です。
ズッキーニを2株でなくても、ズッキーニとウリ科の他の植物でも受粉できるようです。
せっかく苗が大きくなり実がなりそうなのに受粉しなくては悲しいですよね。そんなことがおきないようにズッキーニを複数植えるか、ウリ科の植物を一緒に育ててみましょう。
まとめ
ズッキーニはとても大きくなる野菜なのでプランターで栽培する際はプランターの大きさなど注意が必要になります。
しかし、立派に成長させると食べきれないぐらいの量収穫することができます。
毎日ズッキーニを食べても食べ飽きないぐらい好きな方、ズッキーニの育ち方に興味がある方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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