秋にホームセンターに行くと玉ねぎの苗をよく見かけます。
苗が売っているということは、種から育てるのは難しいのでしょうか?
どうせ育てるなら種から育てるほうが楽しそうですよね。
初心者でも玉ねぎを種から育てられるのか?
そして玉ねぎの苗を植え替えせずに、直播きのままで育てられるのか解説していきます
そもそも玉ねぎを種から育てるのは難しい?
家庭菜園の初心者には比較的難しいと思われます。
難しい理由としては
①発芽率
②種まきの時期
この2点があげられます。
逆にこの2点についてクリアさえしてしまえば上手くいくことが多いです。
種まきの時期については、地元の玉ねぎを育てている人に聞いてみるのが一番確実です。
地域によってはJAのHPで植え付けの時期が紹介されている場合もあります。
ホームセンターによっては種まきについての情報が掲示していることもあります。
発芽に関しては、ネギ類は古いと極端に発芽率が下がるので新しく購入したものを使うようにしましょう。また、水を切らすと発芽しづらいので水を切らさないようにしてください。
種まきの時期を守らなきゃいけない?少しぐらいずれてはいけない?
玉ねぎの場合は必ず種まきの時期を守るようにしましょう。
玉ねぎ作りの中でも1番大事ともいえるのが苗づくりです。
なぜなら、玉ねぎは苗の状態で冬を越させます。
そのときの苗の大きさによって春以降の玉ねぎの生育状況が変わってくるからです。
種まきが早すぎると大きく育ちすぎるので、収穫時期より早くとう立ちしてしまいます。
逆に種まきが遅すぎると収穫時期までに十分な大きさに育ちません。
なので、種まきはきちんと適期にまくようにしましょう。
玉ねぎを直播きで育てられる?
経験から言うと育てることができます。
ただし、収穫できる玉の大きさはバラバラになる可能性が高いです。
我が家では諸事情により苗の植え付け時期に私が農作業ができない年がありました。
そのため、ダメ元で黒マルチをひいた上で直播きを試みたことがあります。
その時の写真がこちらです。なかなか手入れができず草だらけでした。
ひと穴に3、4粒で撒いていったのですが、間引きつつ一応収穫を迎えることができました。
ただし、発芽のタイミングが揃わず大きさはまばらでした。
苗の植え付け作業は1本ずつ行っていくので骨が折れる作業です。
なので、ダメでもしょうがないぐらいの気持ちで直播きするのは悪くないと思います。
まとめ
玉ねぎの種まきは何十年も農作業をしているベテランでさえ失敗することがあるそうです。
ただ、そんな種まきに成功して収穫できたときの喜びは格別です。
玉ねぎを作ったことない人はまずは苗からをおすすめします。
慣れてきたり私のようなズボラさんは直播きでもよいのではないでしょうか。
今年の秋が楽しみですね。
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